プロ野球の歴史において、「史上最高の変化球」は誰の何のボールなのか。週ベONLINEで募集した読者が選んだNO.1魔球マスターのランキングを一挙に発表しよう。 現役選手の成績は9月3日現在 【1位 142票】元ヤクルト・伊藤智仁 衝撃を与えた「異次元の魔球」
スライダー 
通算成績/127試合 37勝27敗25S 防御率2.31
圧倒的な得票数で1位に選ばれたのは、真横に高速で鋭く滑る
伊藤智仁のスライダーだった。プロ1年目の前半戦でいきなり7勝2敗、防御率0.91と大ブレークし、特に武器としたスライダーは対戦した打者が「まるでピンポン球のように手元で鋭く曲がる」と驚嘆。常識を覆す規格外の変化量と軌道は球界に大きな衝撃を与えた。投げ方は人さし指と中指はボールの縫い目に掛け、リリースの瞬間は2本の指を同じ力で切る。手首は打者に対して90度。ボールに強い横回転を与えることを常に意識して投げていたという。
まさに異次元の魔球だったが、同時に・・・
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