2007年の入団からベイスターズ一筋も、15年目のシーズンを迎えるにあたり、大きな決断を下した。FAによる巨人移籍は「男として必要とされた」から。坂本勇人、田中将大(楽天)らと同じ、88年世代の俊足強打のスラッガー。伝統の巨人軍で戦う覚悟を固めた。 取材・構成=坂本匠 写真=榎本郁也、小山真司 
DeNA時代の背番号は「3」だが、巨人では「13」に。投手のイメージの強い番号だが、世界ではメジャー通算696本塁打のアレックス・ロドリゲス(元ヤンキース)がおり、梶谷も「好きな選手」と語る
マイナス要素も楽しむ
巨人入団に際し、トレードマークだったヒゲをきれいさっぱり剃り落とした。ただ、これ以降は「マイペース」を崩さないことを強調する。2019年にFA加入した丸佳浩と同様に、ブレない“個”を持った梶谷隆幸が、チームに新たな風を吹き込んでいる。 ――キャンプもいよいよ最終クールへと入っていきますが、練習の合間、合間で見せる笑顔がとても印象的です。
梶谷 慣れてきたんですかね(笑)。基本的にマイペースな人間ですので、新天地とはいえ、練習の時間や流れさえ分かれば、自分のリズムで過ごすことができるんです。無理に合わせようということもありませんので、ストレスなく時間を使えていると思います。
――いわゆる“ジャイアンツタイム”の洗礼は受けたのでしょうか。
梶谷 まだです(笑)。オフにトレーニングをする施設が一緒で、若いころからよく知っている丸(丸佳浩)に、時間についても事前にいろいろ聞いていますので。そのあたりも今のところは、うまくやれているかなと。
――新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、キャンプ前半は若手主体の一軍本隊と、主力組のS班とで、宮崎と東京&沖縄と分散して行われました。東京ドームでジャイアンツでの一歩を踏み出しましたが、異例とも言える東京でのキャンプインはいかがでしたか。
梶谷 正直、・・・
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