“打撃の神様”川上哲治の赤バットから王貞治の756号バットそして現役選手では岡本和真、村上宗隆など若きタレントのバット計36本(野球殿堂博物館所蔵)を詳細データとともに一挙紹介。その形状や重さなどから、歴代名打者たちのこだわりが感じ取れるはずだ。 ※掲載順は入団年。所属下の年度はNPB、MLB在籍年。現役選手の通算成績は6月16日現在。バットデータの数値は野球殿堂博物館計測で、1インチ=2.54センチで計算 藤村富美男・1955年ごろ使用

長さ/36.41インチ 重さ/980グラム 太さ[直径]/6.4センチ
“物干し竿”と呼ばれ、球界一の長さを誇ったバットだ。それを巧みに使いこなし、首位打者1度、本塁打王3度など数々の打撃タイトルを手にした初代ミスタータイガースだ。

藤村富美男[タイガース・阪神/1936~44、46~58年] 通算成績/率.300 本224 点1126 試1558
川上哲治・1947年ごろ使用

長さ/35インチ 重さ/850グラム 太さ[直径]/5.9センチ
言わずと知れた“打撃の神様”の武器となったのがこの赤バット。戦前の一時期、
巨人カラーの海老茶色にしたことでこの呼び名が定着した。史上初の・・・
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