プロ野球のマスコットの中でも、抜群の人気を誇るのがつば九郎とドアラ。彼らの人気は、どこに起因しているのだろうか。また、2人に続くマスコットは現れるのか? キャラクター評論家である、ろばとでにろう氏が解説してくれた。 
球界マスコットの中で人気を二分するドアラ[左]とつば九郎は「きもかわいい」で一躍人気に
正統派からの脱却
プロ野球のマスコットに限らずですが、キャラクターというのは、とっつきやすくて可愛いデザインが基本です。そうすると、どうしても丸い感じになりますよね。
ヤクルトのつば九郎をはじめ
DeNAのDB・スターマンなど、丸みを帯びたデザインになりがちです。
ただ、
ロッテの謎の魚のように、あまり可愛いと言えないようなデザインのキャラクターもいますよね。かつて
楽天にいたカラスコのようなダークキャラのような。ただ、彼らはその球団で最初に生まれた1体目ではありません。メーンに邪道なデザインを持ってくることは絶対にないんですよね。正統派のメーンキャラクターが“マスコット”として球団の顔になっているから、サブキャラとして成立しているのだと思います。ですから、謎の魚もずいぶん話題になりましたが、メーンではない。ただ、つば九郎と
中日のドアラは可愛らしいデザインながら、頭一つ抜けた人気を誇っていますよね。
やはり彼らの魅力は・・・
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