前年2位の阪神が開幕戦で8対1から逆転負けし、そのまま、まさかの開幕9連敗を喫した2022年シーズン。新型コロナ感染による離脱者が相次ぎ、なかなか思うような戦いができないチームも多い。ここからは今週号特集の中日以外、11球団序盤戦の「誤算」にフォーカスしてみたい。 ※情報は5月8日現在 
一向に復調の気配が見えてこない青木。苦しむ日々が続く
GWを7戦6勝で首位に浮上した
ヤクルトだが、GW突入前は苦戦続き。開幕3連勝で「今年も絶対大丈夫」と安心したのも束の間、直後にまさかの4連敗と波に乗れなかった。昨季12球団トップの得点を挙げた強力打線は湿りがちで、4月のチーム打率.222はリーグ最下位。4月の1試合平均得点3.52はリーグ2位と打線のつながりはあるが、一人ひとりの成績を見ると物足りない数字が並んでいる。
その中でも不振が続くのが
青木宣親。18打席連続ノーヒットを記録するなど精彩を欠いており、打率は2割を下回る日も。苦しむベテランに
高津臣吾監督は「気分転換をかねて」と打順を一番から五番に変えるなど工夫をこらすが、一向に復調の気配が見えてこない。一番の
塩見泰隆が・・・
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