史上空前の混パだった今季だが、ついにチャンピオンが決まった。栄冠をつかみ取った王者にあふれた歓喜。それは、いつの時代も色褪せない。ここでは、2000年以降のパ・リーグ「優勝シーン」を写真で一気に振り返っていく。 【後編】はこちら 写真=BBM 2000・ダイエー
10.7 vs.オリックス@福岡ドーム[●1対0]
2年連続でパ・リーグの頂点に立った王ダイエー。
王貞治監督、首脳陣、選手らが次々と胴上げされていったが、
若田部健一の手には「藤井ハリー」が。末期の肺ガンで闘病中だった炎の中継ぎ・
藤井将雄の背番号15を着けたマスコット人形だった。V2を見届けた藤井は6日後の13日、天に召された。
2001・近鉄
9.26 VS.オリックス@大阪ドーム[〇6x対5]
史上最も劇的な幕切れだった。2対5で迎えた9回裏、近鉄はオリックスの守護神・
大久保勝信を無死満塁と攻め立てる。打席には代打・
北川博敏。カウント1-2からの4球目、スライダーをフルスイングした打球は左中間席へ一直線。史上初の代打逆転サヨナラ満塁優勝決定本塁打となった。
2002・西武
9.21 @幕張プリンスホテル
マジック1で迎えた
ロッテとのデーゲームに敗れた
西武。優勝の行方は2位・ダイエーのナイターの結果に委ねられることになった。宿舎のホテルで戦況を見つめていた西武ナイン。ダイエーが引き分けに終わり・・・
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