3連覇を成し遂げ、黄金時代を築いていくオリックス。しかし、ほかの5球団もこのまま屈し続けるわけにはいかない。投手力に攻撃力、それぞれに強みを生かして──。そろそろ新時代が幕を開けるか!? ※情報は3月16日現在 
初の開幕投手を務める4年目の早川ら若手が投手陣を引っ張っていきたい
<逆襲のシナリオ>求められる先発投手陣の奮闘
シーズンを戦い抜くうえで重要となるのはやはり投手力だ。だが
則本昂大の抑え転向により長いイニングを計算できる先発投手が少ないことが不安要素。開幕投手に選ばれた
早川隆久、ベテランの
岸孝之、
日本ハムから加入した
ポンセは問題なさそうだが、2年目の
荘司康誠、先発転向した
内星龍、ドライチ・
古謝樹は技術面でも体力面でも不安が残る。さらに、オフに右肘手術を受けた
田中将大も、オープン戦で順調に状態を上げてはいるが長いイニングはまだ投げていない。近年の状態から見ても6回が目安だろう。
早川、岸、ポンセは2ケタ勝利はもちろん、貯金をつくる働きが最低条件。そこに田中将、荘司が2ケタ勝利できれば優勝も見えてくる。経験値の浅い若手と
辛島航、
瀧中瞭太、
松井友飛らが先発ローテーション争いを繰り広げながら長いシーズンを戦い抜きたい。
その不安な先発陣を支えるのがリリーフ陣。
酒居知史、
宋家豪、
鈴木翔天は、勝ちパターンとして期待され、2年目ながら侍ジャパンに選出された
渡辺翔太、
広島から新加入した
ターリーはフル回転の活躍で1年間ブルペンを支えてくれるはずだ。
だが重要なのは・・・
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