準々決勝で無念の敗退となった侍ジャパン。ケガによる直前離脱など緊急事態を乗り越えて短期間で結束力を示したことは確かだ。30人の侍戦士を今大会の成績とともにお届けする。 写真=Getty Images
【名鑑の見方】生年月日※年齢はWBC終了時点/身長体重/投打/出身地/経歴※経歴の丸数字はドラフト順位
[代表歴]はOG=オリンピック出場、WBC=WBC出場、プレ12=プレミア12出場で、大会前の数字は出場年。
[大会成績]は大会通算。試=試合、勝=勝利、敗=敗戦、S=セーブ、H=ホールド、回=投球回、防=防御率、打=打席、安=安打、本=本塁打、点=打点、盗=盗塁、率=打率 WBC2026日本代表 投手一覧
13 オリックス・宮城大弥(投手) みやぎ・ひろや■2001年8月25日生(24歳)■171cm85kg■左投左打■沖縄県■[甲]興南高-オリックス20[1] [代表歴]23WBC
[大会成績]2試0勝0敗0S0H3回1/3、防0.00 1次ラウンドでは初戦の台湾戦で三番手として2回無失点、チェコ戦ではイニング途中からの登板&回またぎも無難にこなし、準決勝以降の秘密兵器として万全の態勢を整えていたが……。
14 日本ハム・伊藤大海(投手) いとう・ひろみ■1997年8月31日生(28歳)■176cm85kg■右投左打■北海道■[甲]駒大苫小牧高-苫小牧駒大-日本ハム21[1] [代表歴]20OG、23WBC
[大会成績]2試0勝1敗0S0H4回、防11.25 沢村賞右腕の真価を発揮することはできず。1次ラウンド第2戦の韓国戦で被弾したのに続き、ベネズエラとの準々決勝では痛恨の逆転3ランを浴びて敗戦投手となり、無念の帰国となった。
15 巨人・大勢(投手) たいせい■1999年6月29日生(26歳)■183cm90kg■右投右打■兵庫県■西脇工高-関西国際大-巨人22[1] [代表歴]23WBC、24プレ12
[大会成績]2試0勝0敗2S0H2回、防9.00 専門リリーバーが相次ぎ離脱する中で守護神となることを期待されていたものの不安定な投球に終始。2セーブを挙げたがオーストラリア戦では2本のソロを許すなど本領発揮とはいかず。
17 エンゼルス・菊池雄星(投手) きくち・ゆうせい■1991年6月17日生(34歳)■183cm95kg■左投左打■岩手県■[甲]花巻東高-西武10[1]-マリナーズ19-ブルージェイズ22-アストロズ24-エンゼルス25 [大会成績]2試0勝0敗0S0H4回、防6.75 初の代表選出ながら宮崎合宿からチームに合流するなどメジャー・リーガーとして精神的支柱の役割も果たした。だが、先発した1次ラウンドの韓国戦では3回3失点と接戦を招く一因に。
18 ドジャース・山本由伸(投手) やまもと・よしのぶ■1998年8月17日生(27歳)■178cm80kg■右投右打■岡山県■都城高-オリックス17[4]-ドジャース24 [代表歴]19プレ12、20OG、23WBC
[大会成績]2試1勝0敗0S0H6回2/3、防2.70 MLB屈指の右腕へ成長を遂げ、押しも押されもせぬ侍ジャパンのエースに。初戦の台湾戦、ベネズエラとの準々決勝で先発してしっかりとゲームをつくり、最低限の役割は果たしてみせた。
19 ロッキーズ・菅野智之(投手) すがの・ともゆき■1989年10月11日生(36歳)■185cm104kg■右投右打■神奈川県■東海大相模高-東海大-巨人13[1]-オリオールズ25-ロッキーズ26 [代表歴]15プレ12、17WBC
[大会成績]1試0勝0敗0S0H4回、防0.00 メジャー・リーガーとして2017年大会以来となる参戦。1次ラウンドのオーストラリア戦で先発して4回を50球で無失点にまとめる好投を見せたが、9年越しの世界一には手が届かなかった。
22 西武・隅田知一郎(投手) すみだ・ちひろ■1999年8月20日生(26歳)■177cm84kg■左投左打■長崎県■[甲]波佐見高-西日本工大-西武22[1] [代表歴]24プレ12
[大会成績]2試1勝0敗0S0H3回2/3、防4.91 準々決勝のベネズエラ戦では二番手で登板し2ランを浴びるも、1次ラウンドのオーストラリア戦では二番手として3回7奪三振の快投で勝利投手に。緊急招集の中で力の一端は示した。
24 中日・金丸夢斗(投手) かねまる・ゆめと■2003年2月1日生(23歳)■177cm78kg■左投左打■兵庫県■神港橘高-関大-中日25[1] [大会成績]1試1勝0敗0S0H2回、防0.00 宮崎合宿後に「30人目の男」としてパドレス・
松井裕樹に代わり緊急招集。1次ラウンドのチェコ戦で三番手として2回5奪三振の完全投球を見せ、未来に向けた貴重な経験を積んだ。
26 ロッテ・種市篤暉(投手) たねいち・あつき■1998年9月7日生(27歳)■183cm88kg■右投右打■青森県■八戸工大一高-ロッテ17[6] [大会成績]3試1勝0敗0S1H4回、防2.25 ベネズエラ戦の不運な失点はあったものの、155キロ超のストレートと必殺のフォークで抜群の中継ぎ適性を発揮。専任リリーバーが数少ないブルペンの救世主となり、チームに勢いを与えた。
28 中日・高橋宏斗(投手) たかはし・ひろと■2002年8月9日生(23歳)■186cm86kg■右投右打■愛知県■[甲]中京大中京高-中日21[1] [代表歴]23WBC、24プレ12
[大会成績]1試0勝0敗0S0H4回2/3、防0.00 前回に続く2大会連続出場ながらチーム最年少の右腕は1次ラウンド第4戦のチェコ戦で憧れだったWBCの先発マウンドに立ち、5回途中2安打5奪三振、無失点と持てる力を見せつけた。
46 楽天・藤平尚真(投手) ふじひら・しょうま■1998年9月21日生(27歳)■185cm85kg■右投右打■千葉県■[甲]横浜高-楽天17[1] [代表歴]24プレ12
[大会成績]2試0勝0敗0S1H0回2/3、防0.00 西武・
平良海馬の代役として初の大舞台に臨んだ右腕は2度の回途中からの登板でしっかりとイニングを締めくくり、リリーバーが“専門職”であるということを自らの投球で示してみせた。
47 オリックス・曽谷龍平(投手) そたに・りゅうへい■2000年11月30日生(25歳)■183cm83kg■左投左打■奈良県■[甲]明桜高-白鴎大-オリックス23[1] [大会成績]1試0勝0敗0S0H1回、防0.00 初出場のサウスポーは7回
コールド勝ちとなった1次ラウンド初戦の台湾戦で最終回を三者凡退に斬って取るも、以降は出番が訪れず。それでも大きな財産を手にしたことは間違いない。
57 日本ハム・北山亘基(投手) きたやま・こうき■1999年4月10日生(26歳)■182cm87kg■右投右打■京都府■[甲]京都成章高-京産大-日本ハム22[8] [代表歴]24プレ12
[大会成績]2試0勝0敗0S0H2回、防0.00 1次ラウンドでは台湾戦とチェコ戦でリリーフとして1イニングを無失点投球。チェコ戦では9回を3者連続の空振り三振に仕留めて試合を締めくくり、確かなリリーフ適性を発揮してみせた。
66 ソフトバンク・松本裕樹(投手) まつもと・ゆうき■1996年4月14日生(29歳)■182cm84kg■右投左打■神奈川県■[甲]盛岡大付高-ソフトバンク15[1] [大会成績]1試0勝0敗0S1H1回、防9.00 1次ラウンド第2戦の韓国戦では四番手としてマウンドに上がるも1回1失点。体調不良によってアメリカ入りはチーム本隊と別便になるなど、最後まで真価を発揮することはできなかった。