広島、阪神と接戦を繰り広げてきた巨人だが、9月の戦いで底力を見せ、2位以下を一気に突き放して3年連続のリーグ制覇を果たした。次なるターゲットはCS突破。しかし、ファイナルステージへ準備を進めるチームには、思わぬ非常事態が。CSへ向けたチームの現状をリポートする。 
▲日本一奪回へ、9月26日のセ優勝直後からさまざまな手を打ってきた原辰徳監督。多少のアクシデントは織り込み済み?
2人の穴を埋めるのは?
巨人ベンチに緊張が走ったのは、10月2日の
ヤクルト戦(神宮)、2回の守備を終えたときのことだった。9月26日にセ・リーグ3連覇を決め、残りのペナントレースは、ポストシーズンを見据えた、いわば調整の位置づけ。それでもこの日のマウンドには、すでに当確の最優秀防御率に加え、最多勝(その時点で菅野は12勝。1位は13勝)、最高勝率(13勝以上が対象)の“投手三冠”を懸けて、
菅野智之が上がっていた。
しかし、2回を投げ終えたところでアクシデントが発生。腰と右腕に異変を訴えて降板すると、その後に都内病院で精密検査を受けた結果、「右ヒジじん帯の部分損傷」と重い診断が下される。翌日、すぐに出場選手登録を抹消。本人は「チームに申し訳ないです。まだ(今季中の復帰の)チャンスはゼロではない。あきらめず、最後まで戦います」と気丈に話したが、日本シリーズ切符を懸けた、CS最終ステージ登板は絶望的な状況となってしまった。
先発4人で回す構想だったCS用先発ローテの再編は必須。さらに9月7日に右肩違和感で離脱中の
大竹寛も、約30�辰竜�離での軽めのキャッチボール程度しか回復しておらず、ブルペン投球再開のメドも立っていない。チームは合わせて計21勝を挙げた両右腕抜きでの戦いを強いられる、緊急事態に直面している。
明るい話題もある・・・
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