日本が王者返り咲きを目指す第4回WBC開幕まで1カ月半を切った。世界一奪還へ向けたチームや、侍ジャパン戦士をクローズアップする短期集中連載。第1回は日本の主戦投手の1人であり、昨秋の強化試合(対メキシコ、オランダ)ではワールドクラスの打撃で世界を驚かせた二刀流・大谷翔平に注目。『WBCでの二刀流はNG』などの報道もあったが、その真相は。 写真=小山真司、BBM 「目標は世界一。勝ち抜いて、てっぺんを取ることが理想」(大谷)
世界中の野球ファンが、二刀流の魅力を知る。
日本ハム・大谷翔平の“世界デビュー”が近づいている。「目標は世界一。勝ち抜いて、てっぺんを取ることが理想」。3月7日、侍ジャパン初戦のキューバ戦[東京ドーム]に先発登板することも内定。WBC公認球を使用した自主トレも、例年以上に熱を帯びている。
昨年11月の強化試合(@東京ドーム)は打者で出場した。12日のオランダ戦で代表初本塁打を放つと、翌13日には東京ドームの天井の隙間に打球が消える衝撃の一打(球場ルールで二塁打)で、打撃能力の高さを証明してみせた。大谷の打力はすでに、代表チーム中でもトップクラスだが、
小久保裕紀侍ジャパン代表監督は起用法に悩んだ末、日本ハム入団後4年間の歩みと同じ、“投手中心の二刀流”で起用することに決めている・・・
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