宮崎、沖縄、アリゾナで12球団の一軍春季キャンプが始動した。どの球団も勝利を目指し精力的にメニューを消化しているが、ただ闇雲に汗を流しているのではない。自分たちの戦力を分析したうえで足りない部分を見極め、レベルアップを図る。3月末に幕を開けるペナントレースは、何を武器に戦うのか──。各球団の“強み”を分析すると、それぞれの特長が見えてきた。 
広島から石井琢朗コーチが新たに加入。打線の立て直しへ手腕を発揮する
山田哲の完全復活へ石井琢コーチが助力
昨季のチーム打率.234、チーム本塁打95本、チーム得点473はいずれもリーグ最低の数字で、球団ワースト96敗を喫する要因となった。
川端慎吾、
畠山和洋といった主力打者の相次ぐ故障離脱が痛かったが、143試合に出場した
山田哲人は打率.247と精彩を欠いたことも事実。3年前にセ・リーグを制した強力打線の復活こそが、チーム再建の第一歩となる。
今季から打撃コーチに就任した石井琢朗コーチの手腕に・・・
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