6月4日に交流戦へ突入。2019年シーズンはホームラン数が増加し、セ・パともにやや打高傾向にある。とはいえ打線の特徴は12球団それぞれ。ここではラインアップをチェックしながら、序盤戦の攻撃陣を診断・分析しつつ、交流戦を含む中盤戦に向けた課題に触れる。 記録は6月2日時点 
不振を脱し、本来の打撃を取り戻した宮崎。今季は主に二番に座る
強打か小技かカギとなるのは二番
開幕前は「リーグトップの破壊力」と期待された打線であったが、蓋を開けてみれば、あいかわらずの得点力のなさで“貧打”にあえいでいる。開幕直後、深刻なスランプに陥ったのが主軸の一人、
宮崎敏郎だった。4月は打率.176とヒットが出ずに、チームも4月中旬から10連敗を喫してしまった。宮崎は5月に入り打率.367と持ち直したが、主軸一人の調子の善し悪しが、そのままチームの得点力に直結するようでは打線とは言えない。
筒香嘉智、ロペス、ソトにも同じことが言え、彼らのホームランをただ待つだけの攻撃には、限界がある。昨年、同様の課題を抱えながら、目立った補強のないままシーズンを迎えたつけが回ってきているようだ。Bクラスから巻き返しを図るには・・・
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