6月4日に交流戦へ突入。2019年シーズンはホームラン数が増加し、セ・パともにやや打高傾向にある。とはいえ打線の特徴は12球団それぞれ。ここではラインアップをチェックしながら、序盤戦の攻撃陣を診断・分析しつつ、交流戦を含む中盤戦に向けた課題に触れる。 記録は6月2日時点 
まだまだ本領発揮とまではいかない山田哲人。交流戦をそのきっかけとしたい
重くのしかかる一番打者の不在
一番打者がいない。昨季の快進撃を支えた最強オーダーが解体となり、打線は危機的状況を迎えている。
事の発端は3月31日の
阪神戦(京セラドーム)だった。今季も不動のリードオフマンとして打線をけん引するはずだった
坂口智隆が、左手親指に死球を受けて骨折。開幕3戦目にして登録を抹消されたのだ。その後は
荒木貴裕、
太田賢吾、
川端慎吾、が代役を務めたが、いずれも定着には至っていない。坂口は5月17日に復帰したものの、54打数5安打、0本塁打、2打点、打率.093と低迷。五番や六番にも回ったが調子が上がらず、6月9日に再調整のため登録抹消となった。
その後は山田哲人、
大引啓次、
宮本丈、
塩見泰隆、
山崎晃大朗が一番に座ったが・・・
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