ロッテとの6連戦に5勝1敗と勝ち越し、首位の座を奪った楽天。好調な打線とともに、その快進撃を支えるのは盤石な救援陣と言っていいだろう。そこには異例のシーズンを乗り切る、万全な体制があった。 ※記録、情報は7月5日時点 
9回を締めるのは新守護神の森原[右]。まだセーブ機会は少ないが、着実に任務を遂行している
カギとなる助っ人3投手
7月4日のロッテ戦(楽天生命パーク)に3対1で勝利(7回終了降雨
コールド)、リーグ10勝一番乗りを果たすとともに、単独首位に立った。ロッテとの6連戦は3試合連続1失点勝利の3連勝で締め、投手陣の充実ぶりを示している。
ただし、この6連戦で6回まで投げ切った先発投手は
弓削隼人、
則本昂大、
石橋良太の3人。チームは活動休止期間が長く、調整に十分な時間が取れなかったことも事実なのだ。
三木肇監督は現在、100球を上限に早めにブルペンにバトンを渡す策を用いている。そのため、勝敗のカギを握るのが救援投手である。
救援陣の充実ぶりは下表を見れば一目瞭然。まずポイントとして挙げられるのは外国人投手の起用法だ。今季限定の特別ルール「外国人枠4人→5人」を有効活用している。現在、投手は
ブセニッツ、
宋家豪、
シャギワの3人、野手は
ブラッシュ、
ロメロの2人を一軍登録。登録抹消することなく、救援投手3人で回すことが可能になった。連投した投手が次戦でベンチから外れるなど、負担の分散に重きを置いている。
それでも、
岸孝之が今季初先発した7月4日の試合では大胆な一手に打って出た・・・
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