プロの世界へ飛び込み、今後、厳しい生存競争を勝ち抜くには、首脳陣の評価を得る必要がある。その出発点として、NPBスカウトの心をつかんだ高い技術。努力を重ね、積み上げた6人の個性を深掘りしていく。 取材・文=藤本泰祐 写真=BBM ドラフト後は十分な距離を取った上で、チームメートと記念撮影。仲間たちの夢を背負ってプレーする
「キャッチャーをやりたい。キャッチャーとして、プロに行きたい」
高校進学の際、そんな思いで捕手指導に定評のある山本秀明監督(社会人野球・三菱自動車川崎で捕手。元
中日・
山本昌の実弟で、
日本ハム・
黒羽根利規らを指導)の日大藤沢高の門をたたいた。その夢がかなうのはもう間違いない。しかも、「世代No.1捕手」として、だ。
ソフトバンクの3位指名を受けた
牧原巧汰である。全体で26番目、高卒捕手としてはもちろん、76人の全指名選手を含めても、捕手では最初に名前を呼ばれ、「こんなに(指名が)早いとは!」と笑顔を見せた。
つまりは・・・
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