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2020 CHAMPIONS

OB解説者・柴原洋の視点 ホークスV奪回の理由【野手編】

 

新型コロナウイルスの影響により、開幕が当初の予定より遅れ、120試合制になるなど異例のシーズンとなった2020年。球団OBでもある斉藤和巳氏、柴原洋氏は、チームの戦いぶりをどう見たのだろうか。

打撃力を武器に定位置をつかんだ栗原


「総合力で勝てるのがホークスの特徴」


 2位・ロッテとの直接対決に敗れてゲーム差なしの1厘差に迫られましたが、怒涛の12連勝で一気に勝負をつけました。嫌なムードの中、10月10日のロッテ戦(PayPayドーム)で8回1失点だった東浜巨の投球が、どれほどナインを鼓舞したことか。ここで勢いに乗った打線は、12連勝中平均6.5得点と投手陣を援護。24日の西武戦(同)では敗れますが、その後、2連勝で優勝。この2試合も計12得点と、見事なラストスパートだったと言っていいでしょう。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が遅れた今季は、柳田悠岐が高いレベルのパフォーマンスをシーズンを通して披露し、チームの核であり続けました。しかし、・・・

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