前年2位から22年ぶりのリーグ制覇を目論むも、8月以降は選手層の薄さを露呈し、失速。2年ぶりBクラスでラミレス監督はチームを去る。 
10月24日、日米通算2000安打を達成したロペスを囲んで記念撮影。ロペスをはじめ、梶谷、井納ら主力がチームを去る
下馬評は高かったが……
開幕前には22年ぶりのリーグ制覇の期待も高まったが、終わってみればケガ人に泣かされたシーズンとなった。大きかったのが8月、先発ローテーションの軸、
今永昇太と
平良拳太郎の登録抹消だった。これをきっかけにチームの投打がかみ合わなくなり、負けが立て込んだ。本来の力を発揮できない者も多かった。ロペスや
伊藤光などレギュラーとしての活躍が見込まれていた野手をはじめ、不調でクローザーから中継ぎに配置転換された
山崎康晃、先発では開幕の出遅れを取り返せなかった
上茶谷大河らが期待を裏切った。
そうしたケガ人や不調選手の穴埋めをするべき、バックアップメンバーの層も薄かった。コロナ禍の影響で開幕が遅れたことによる過密スケジュールに備え、他球団が開幕後も新戦力の獲得に動く中・・・
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