2004年、日本ハムの札幌移転と球団改革に尽力した島田利正氏が日本女子ソフトボールリーグ機構の代表理事兼チェアマンに就任した。22年の新リーグ発足に向けて、島田氏は日本ハム時代に培った経験を元にソフトボール界を盛り上げる。そんなアイデアマンがビジョンを語る。 
3月20日に行われた会見に出席した島田氏[中央]。その席で元ヤクルト監督の古田敦也氏[左]、元アナウンサーで弁護士の菊間千乃氏[右]らの理事就任も発表
ソフトボールの認知度アップを目指して
日本ハムの球団代表を務め、2004年の北海道移転後は球団改革を成功させ、日本一2回、リーグ優勝5回と成功に導いた島田利正氏。定年退職後の昨年は小誌のインタビューに応じて、成功劇の裏舞台を語ってくれた。その島田氏が日本女子ソフトボールリーグ機構のチェアマンに就任。北の大地に球団を根付かせた男は今、女子ソフトボールの新リーグの立ち上げに奔走する。 ◎
──昨年9月に女子ソフトボール・リーグを運営する日本女子ソフトボールリーグ機構の常務理事に、今年の3月には代表理事兼チェアマンに就任。なぜソフトボール界に?
島田
昨年、週ベさんにインタビューしていただいた5月ごろにお話をいただきました。かつて
ロッテ球団の執行役員・事業本部長を務められ、侍ジャパンでも活躍された荒木重雄さんが2019年ごろから女子ソフトボールの改革を進められていた。荒木さんと私は侍ジャパンで一緒だった縁もあり、お声掛けいただきました。
──女子ソフトボールへの認識は。
島田 オリンピックはよく見ていましたが、生で見たことはありませんでした。
──ご自身としては、新しい挑戦だった。
島田 ファイターズ時代から新しいことは大好きでしたからね。チャレンジングなことだと思い、引き受けさせていただきました。来季、新リーグが発足しますが、プロジェクトチームが描いたグランドデザインを見ても夢のあるもので可能性を感じました。でも一番の決定打となったのは、日本ソフトボール協会の徳田�邁馗�(当時)とお話をした際に、トップの方がすごく危機感を持っていた。これは変えられる、と確信を持つことができたんです。ファイターズ時代からそうでしたが、下から変えるのはなかなか難しい。トップが変えるという気持ちを持つことが大切です。ソフトボールも野球と同じダイヤモンドスポーツであることも就任の決め手になりました。
──ソフトボールの現状は。
島田 野球と同様にソフトボールは今後、オリンピック競技から外れることが決まっています。競技人口を増やすことに関して、かなり厳しい状況になるだろうと。野球の侍ジャパンもそうですが・・・
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