日本代表の強化合宿と強化試合が7月19日から25日の日程で行われた。約1週間の活動で見えた日本代表の戦い方をリポートする。 【POINT.1】大事な先発は2パターンの展開
先発[1] 山本由伸 
開幕戦先発の山本、準決勝でも先発が予想される日本の“エース”
いつの時代も日本のストロングポイントは投手力だ。先発の軸を期待された
菅野智之(
巨人)が代表を辞退し、代わりに招集された
千賀滉大(
ソフトバンク)もベストな状態とは程遠い中、先発の軸は山本由伸(
オリックス)、
森下暢仁(
広島)、
田中将大(
楽天)の3投手に決まった。
変則な大会日程のため、先発のローテーションも柔軟な対応が必要だが、軸が定まったことで、彼らを中心に大きく2通りの起用法が考えられる。
開幕戦先発の山本は、7月24日の楽天との強化試合で2回1安打の好投。懸念された12時開始(開幕戦も同じ)の暑さも「気にならなかった」と頼もしい。開幕戦後は展開にかかわらず、中6日ないし7日で準決勝(8月4もしくは5日)での登板が予想される。準決勝は日本代表にとって鬼門。09年のWBCで勝利して以降、19年のプレミア12まで大きな大会ではことごとく敗れていた。決勝にコマを進めることが何よりも重要で・・・
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