熱戦の続くプロ野球。8月24日から29日の期間で出た主な記録をピックアップする。 
27日、通算300盗塁をマークした日本ハム・西川
DB牧サイクル
8月25日の
阪神戦(京セラドーム)で
DeNAのドラフト2位新人・
牧秀悟が大暴れ。2回右越え二塁打、3回14号3ラン、4回中前への2点タイムリー、9回右翼線三塁打で4安打5打点、新人では史上初のサイクルヒットもマークした。これまでのサイクルヒットの最速は入団2年目、73年の
ロッテ・
弘田澄男だった。
F西川300盗塁
8月27日の
西武戦(メットライフ)で、日本ハムの
西川遥輝が今季13個目の盗塁を8回に決めた。これでプロ野球30人目の300盗塁達成。西川は盗塁失敗わずか50で、300盗塁以上の成功率.857は、南海・
広瀬叔功の.829を上回る史上最高記録である。
M国吉セ、パ勝利

27日、移籍後初勝利を挙げたロッテの国吉
8月27日の
楽天戦(楽天生命パーク)で、DeNAから6月にロッテに移籍した
国吉佑樹が1対1と同点の7回裏に二番手として登板し、1イニングを無失点に抑えた。8回表にチームが勝ち越し、そのまま3対1と勝利したことで、勝利投手に。今季DeNAでも同じ相手と場所だが、5月28日の楽天戦(楽天生命パーク)で勝利を飾っており、史上8人目の同一シーズンにおけるセ、パでの勝利投手となった。ただし、過去の7人はいずれも所属がパ→セの順で勝利しており、セ→パの順は史上初だ。
Gビエイラ30試合連続無失点
8月28日の
中日戦(バンテリン)で、1対1の9回裏に登板した
巨人・
ビエイラがわずか5球で3人をピシャリ。これで30試合連続無失点となった。プロ野球記録は今季の西武・
平良海馬の39試合、セは2006年、阪神・
藤川球児の38試合。ビエイラの30試合は10位タイだが、巨人では12年の
高木京介の29試合を抜き、新記録。
75度目のドロー
9回打ち切りにより引き分けがハイペースで増加しているが、8月28日も中日-巨人、
ヤクルト-DeNA、西武-日本ハム、
オリックス-
ソフトバンクと4試合が引き分け。1日4試合は今季5月16日に並ぶ最多タイ記録である。これにより全体の引き分けも75試合となり、12年の74試合を抜く、史上最多の引き分け試合となった。また、パでは西武、ソフトバンクが17試合目の引き分けだが、これは74年南海の16試合を更新するパ記録。プロ野球記録は82年、セの中日で19試合となっている。
阪神が3位転落
8月29日セは前日までの阪神、巨人、ヤクルト、中日、
広島、DeNAの順位から巨人、ヤクルト、阪神、中日・広島、DeNAへと一気に変わった。
分かりにくいのが上位3チームの変動で、前日まで2位に1.5ゲーム差で首位だった阪神は、広島戦(マツダ広島)で敗れたことで勝率が.5729となり、.575の巨人、.5731のヤクルトに抜かれた。これは引き分け増加で他の5チームが2ケタ引き分けの中、阪神のみ3と少ないことから来ている。貯金数は阪神はいまだ最多の14(巨人13、ヤクルト12)。ゲーム差は貯金数を2で割った数字で、上位と下位の差を測る目安。阪神は首位巨人にマイナス0.5ゲーム差での3位となる。