1959年に、日本野球の発展に大きな貢献をした方々の功績を称え、顕彰するために創設された野球殿堂。今年は、現ヤクルト監督の高津臣吾氏、元中日の山本昌氏、元東海大総長の松前重義氏が殿堂入りした。この3名を含め、殿堂入りは212名となった。 写真=小山真司 2022年の野球殿堂入り通知式が、1月14日、野球殿堂博物館で行われた。プレーヤー表彰では高津臣吾氏(現ヤクルト監督)と山本昌氏(元中日)、特別表彰では故・松前重義氏(元東海大総長)が新たに殿堂入り。なお、エキスパート表彰は該当者なしだった。
1月6日に開票した競技者表彰委員会のプレーヤー表彰は、当選必要数271(有効投票の75パーセント)に対し、高津氏が311票(86.1パーセント)、山本昌氏が307票(85.0パーセント)。高津氏はメジャー経験者としては5人目、現役監督としては8人目の選出となった。同会のエキスパート表彰では当選必要数110(有効投票の75パーセント)に対し、最多がR.バース氏(元
阪神)の106票(72.6パーセント)。エキスパート表彰の該当者は2年連続でなしとなった。
そして、特別表彰委員会の特別表彰では、当選必要数9(有効投票の75パーセント)に対し、松前氏が9票を得票し、殿堂入りとなった。松前氏は、1964年に首都大学野球連盟を設立。88年にはモスクワ大に野球場を寄贈するなど、野球の国際化にも尽力した。
また、通知式には、古田敦也氏(元ヤクルト)、原辰徳氏(現
巨人監督)が来場し・・・
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