いよいよ近づく2022シーズン。今回は開幕投手に関する最新事情から、3月25日のマウンドを託す可能性が高い12人を紹介する。 ※情報は3月6日現在。年齢は開幕時点、年齢横は開幕投手としての成績 ※3月10日、DeNAは東克樹が開幕投手を務めることを発表 【パ・リーグ編】はこちら ヤクルト・奥川恭伸[20歳・初]
濃厚 
奥川恭伸/2021年成績◎18試合9勝4敗0S0H、防御率3.26[写真=大泉謙也]
初の大役へ、照準を合わせる 連覇へ向けた大事な開幕戦。その先発マウンドに立つべく、3年目の右腕が着々と状態を上げている。2月20日の
ロッテ戦(浦添)では2回途中6失点降板も、27日の
阪神戦(同)は3回1失点。「まだまだと思う部分がすごく多い。もう少し頑張らないと」と表情は晴れなかったが、初登板で上がった課題をすぐさま修正する能力はさすがの一言。3月に入り、
小川泰弘、
石川雅規、
高橋奎二らとの開幕投手争いは激しさを増しているが、昨季終盤の活躍や、対戦カードの阪神との相性を考えると最有力。
高津臣吾監督も、今シーズンを占う大一番を若き右腕に任せる覚悟はできているはずだ。3月6日の
中日戦(バンテリン)では4回1失点の投球。初の開幕投手へ、準備が整いつつある。
阪神・青柳晃洋[28歳・初]
濃厚 プロ入り以来開幕投手を目標に 昨季のリーグ最多勝投手で勝率第1位のサイド右腕が最有力だ。
矢野燿大監督は、
青柳晃洋、
西勇輝、
秋山拓巳、
伊藤将司の4人でその座を最後まで争わせている状況だが、昨季の実績から言えばこの男が最有力だ。「オフからそこ(開幕投手)を目標にずっと調整をしてきた」とキャンプでも3月25日に照準を合わせてきた。さらに・・・
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