今季から3球団で新しい指揮官が誕生した。彼らの采配はどのようなものなのか。目指す野球ができたのか? 新しく見えた課題は? 注目を集めたルーキー監督の開幕3連戦を振り返る。 写真=湯浅芳昭 
1戦目に先制ソロを放った石井を笑顔で迎えるBIGBOSS
BIGBOSSが初陣を宣言どおりに“楽しく遊んだ”。開幕戦は逆転負けでも、指揮官は試合後の第一声で「いやぁ~惜しかったね」と笑顔。3試合とも敗れはしたが、勝利の可能性も見せた3試合。ハラハラドキドキの試合展開で、野球が楽しいものであるとファンに見せられたことが、何よりの収穫だった。
ドラフト8位ルーキーの
北山亘基を開幕投手に指名した開幕戦は、3回から
加藤貴之、
根本悠楓、
伊藤大海と先発陣を投入。4回に
石井一成のソロ本塁打で先制し、7回には開幕2戦目の予告先発がされていた
堀瑞輝を投入。1点リードを守って8回を迎えたが、
杉浦稔大、
西村天裕が
ソフトバンク打線につかまって逆転負け。あと1歩で初勝利を逃した。

抑え候補のドラフト8位、北山がサプライズで開幕投手に指名
開幕2戦目はガラリとスタメンを入れ替え、一番で起用した
アルカンタラが2本塁打。投手は、この日も細かな継投だったが、三番手の
河野竜生が炎上。それでも9回に
清宮幸太郎が2年ぶりの一発を放って空気が変わった。最後は本塁打が出れば逆転となる二死満塁までソフトバンクを追い詰めた。
開幕3戦目は・・・
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