ポスティングシステムの申請が公表された翌日に、5 年9000万ドル[約123億3000万円]でレッドソックスと契約合意となったオリックスの吉田正尚。昨年、野手としては移籍時の最高年俸を記録したカブスの鈴木誠也を抜いた。仰天のビッグニュースとなった。 写真=BBM 
2023年は巻き返しを狙うレッドソックスにとって左の好打者は重要なピース。そして吉田にとっては守備に若干の不安があったが、ホームからレフトまで約94メートルしかないため、その弱点を克服できる。相思相愛の契約となった
まさに電光石火の契約となった。日本時間の12月7日にMLBがポスティングシステムの申請を受諾したことを発表。その翌日、現地時間7日には、レッドソックスと5年9000万ドルの契約を結んだことが明らかになった。
この7日とは3日間、サンディエゴで行われたウインターミーティングの最終日だった。「吉田がポスティングされてすぐに多くの球団が興味を示した。吉田にはたくさんの需要があった。彼が成功できる球場、メジャーの環境にうまく順応できるところを選ばないといけなかった。吉田本人は、多くの球団から注目を受けたことにとても喜んでいた」と代理人のスコット・ボラス氏は語った。
本来、ボラス氏の戦略は・・・
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