開幕から1カ月が過ぎたペナントレース。この間、数々の忘れ得ぬシーンが生まれた。その中から12球団各担当がベストショット、または最も印象深い場面をセレクト。激闘の数々を振り返ろう。 【パ・リーグ編】はこちら DeNA・光る好走塁が決勝点
4.18 vs.巨人(長崎) 
写真=湯浅芳昭
戸郷翔征投手から何としても先制点を取りたい4回表、二死満塁から
ネフタリ・ソト選手が二遊間に強烈な打球を放つも、二塁手・
中山礼都選手が好捕し二塁へ送球。しかし、一走・
関根大気選手が判断良くスタートを切っており間一髪セーフ。1点をもぎ取り、これが決勝点となりました。随所で光る関根選手の走塁がチームをけん引しています。(R.t)
ヤクルト・歩いて、走って笑顔でホームイン
4.2 vs.広島(神宮) 
写真=桜井ひとし
珍しく全力疾走でダイヤモンドを回りました。同点の8回、四番・
村上宗隆選手が右翼へ大飛球を放つと、本塁打を確信して一塁へ歩き出します。しかし、打球はまさかのフェンス直撃打。慌ててダッシュに切り替えた村上選手は、相手のエラーも重なって一気にホームへ生還しました。チームメートに迎えられて見せた笑顔が印象的でした。(AK)
中日・無念の降板も145球の熱投
3.31 vs.巨人(東京ドーム) 
写真=高塩隆
5年ぶり2度目の開幕投手。強い思いを胸に
小笠原慎之介投手はマウンドに立ちました。7回を終わって120球。1点のリードを背負って8回も投げましたが、
中田翔選手に痛恨の逆転打を浴びて無念の降板。その胸中は察するに余りあります……。志願の続投は実りませんでしたが、9回に味方打線が意地の反撃。逆転勝利で小笠原投手の熱投に応えてみせました。(TM)
巨人・プロの第一歩を踏み出した「大物」
4.22 vs.ヤクルト(神宮) 
写真=川口洋邦
攻撃陣にはビッグネームが居並ぶ中で、若手の躍動は見る者の大きな喜びです。2年目の昨季から
松井秀喜氏の背番号「55」を継承した左の大砲候補、身長200cmの「大物」
秋広優人選手がプロ初スタメンで2回二死一塁から右中間へ同点適時二塁打。プロ初安打初打点に「目標にやってきたのですごくうれしい」と顔をほころばせました。(S)
広島・打った本人より喜んでいる!?
4.15 vs.ヤクルト(マツダ広島) 
写真=牛島寿人
一時は首位に立つなど序盤戦から面白い戦いを見せる中、やはり目を引くのは
新井貴浩監督です。誰よりもチームの雰囲気を明るくしていると言っても過言ではありません。というのも、選手の活躍、チームの勝利に、喜びを爆発させる指揮官がたびたび目撃されているから。サヨナラ勝ちでは、歓喜の輪が解けたあとも、このテンションでした。(Sg)
阪神・一、二番の勝負強さが原動力
4.1 vs.DeNA(京セラドーム) 4月27日現在、11勝(9敗)中、2試合でサヨナラ勝ちの
阪神。クリーンアップの調子が上がらない中、その2試合でサヨナラを決めたのが一番・
近本光司選手と二番・
中野拓夢選手。近本選手は.538、中野選手は.368と得点圏打率が高く、貯金をつくっている原動力です。写真はバッティンググラブを濡らしたくなくて歓喜の輪から逃げる近本選手。(H.s)