正月休みが明ければ、2024年のドラフトへ向けたスカウティングは、本格化する。各担当のNPBスカウトは新年の挨拶回りを行い、対象選手に始動ぶりを追いかけていく。 
2023年12月に開催された侍ジャパン大学代表候補合宿[愛媛・松山]には有望選手が多数集結した[左から法大・篠木、関大・金丸、明大・宗山、青学大・佐々木泰、青学大・西川、早大・吉納翼、大商大・渡部]
【高校生】明治神宮大会で躍動した左打者
高校生は「素材型」で、将来性が高い。大阪桐蔭高の最速154キロ右腕・平嶋桂知は2023年秋終了時点で世代最速。24年センバツの出場有力組では、23年秋の東京大会を制した関東一高の右腕・坂井遼、23年は春夏連続で甲子園に出場した広陵高の右腕・高尾響はセンスが光る。
野手では23年11月の明治神宮大会で豪快な本塁打を放った豊川高の左打者・モイセエフ・ニキータの飛距離は超高校級。二松学舎大付高・片井海斗は1年夏の甲子園で本塁打。異次元の長打力は魅力的である。大阪桐蔭高の・・・
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