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ペナントレース熱戦FOCUS 2025

阪神・デュプランティエが今季2度目の完封勝利 規定投球回未到達ながら奪三振トップに立つ助っ人

 

首位を快走する阪神に頼もしい右腕がいる。来日1年目の球団助っ人によるシーズン2完封は2002年のトレイ・ムーア以来。V奪回へ背番号20が原動力となる。

9回、最後の打者、佐野恵太を空振り三振に仕留め、両腕を大きく突き上げたデュプランティエ[写真=兼村竜介]


 ゲームセットの瞬間、高々と両腕を天に突き上げた。7月5日のDeNA戦(横浜)、阪神の先発・デュプランティエが3安打無失点の快投。今季2度目の完封で5勝目をマークした。相手に点を与えない。連続イニング無失点は25まで伸びた。「先発が9回まで投げるということは、試合に勝っている状況が多い。その試合を投げ切ったのは、先発としても大きな意味を持っていると思う」。ナックルカーブ、チェンジアップ、スライダーを巧みに配して、力強いストレートを投げ込む。DeNA打線を終始翻ろうした。

 三振奪取能力も高い。この日は9奪三振をマーク。4回二死三塁のピンチでは牧秀悟に対して高めのスライダーで見逃しを奪った後、ナックルカーブを2球続けて空振り三振。9個の三振はすべて空振りで仕留めて通算95奪三振となったが、規定投球回未到達ながらT.バウアー(DeNA)を抜き、セ・リーグ単独トップに立った。奪三振率は11.30を数える。

 阪神はこれで7連勝。2位・広島に6.5ゲーム差と独走状態を築きつつある。「しっかりした準備をいつもやってくれているので、このまま継続してまた次の登板に向けてやってもらえればなと思います」と藤川球児監督からの信頼も高いデュプランティエ。チームのために腕を振り続ける。

PROFILE
JON DUPLANTIER●1994年7月11日生まれ。193cm103kg。米国デラウェア州出身。セブンレイクス高-ライス大-ダイヤモンドバックス16[3]-阪神25=1年。
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