期待の右腕がいよいよ頭角を現してきました。2016年のドラフト1位入団選手で、前年秋のドラフト会議で3球団が競合したように、この世代ではトップのポテンシャルを持った選手でした。ファームでは先発の起用も多かったようですが、一軍では中継ぎの戦力として、十二分な働きを見せています。まずは一軍の舞台で経験と実績を積んで、ゆくゆくはスターターに戻ってもいいですし、リリーフとしてこの道を究めるのもいいでしょう。チームには武田翔太、千賀滉大と、お手本となる右投手の先輩もいますし、この先の成長が楽しみなピッチャーです。 【ポイント】ステップ幅◎
セットからのスタートは、現在のポジションを考えても、間違いではないと思います(写真1)。プロ入りから4年、どっしりとした下半身にこの間の充実した日々がうかがえます。そのおかげで真っすぐに立った写真2も安定していますね。ただ、これだけ上背があるのですから、もう少しヒザを高く上げてもいいと思いますが、まずは自分の体を制御することが先ということでしょうか。
ハンズセパレーションが早く(写真4)、並進運動中の横向きの時間も長くていいと思います(写真3〜写真9)。ただ・・・
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