低迷する日本一球団の「守護神難」が終わらない。
ブライアン・ファルケンボーグが6月29日、右肩の違和感を訴えて出場選手登録を抹消された。前回5月18日に抹消された際も右肩に強い張りを訴え、1カ月以上離脱。6月26日の
オリックス戦(ヤフードーム)で1回1安打無失点の復帰登板を果たしたが、わずか1試合で再発してしまった。秋山監督は「ブルペンで投げてみたけど、ダメなんだって」と、さすがに弱り顔だ。
ファルケンボーグは今季、2月に右肩手術を受けた馬原に代わり、開幕から抑えを務めた。5月の離脱時には「少し前から張りが抜けなくなった。チームに求められる役割を果たせないと感じ、自分から申し出た」と経緯を説明。実はそれ以前から「しっくりこない」と右肩違和感を訴えており、試合中、「投げて肩の状態を見たい」と、登板前提ではないブルペン投球をするような状態でもあった。手術歴のある右ヒジの故障による離脱は来日後、過去3度あったが、右肩は初めてだけに、慎重になるのも無理はない。
離脱中は森福が守護神を務めているが、抜群の安定感を誇る助っ人右腕がこれだけ長期離脱していれば、森福への負担は増す。事実、森福はシーズン折り返しを前に登板数が30試合を超えた。森福自身は「今年はこういう形でいくんだと思っている」と気丈だが、昨季も60試合を投げているだけに、過度な負担は避けたい。
新たな代役候補である
巨人から移籍の
ロメロも、昨季11セーブを挙げているとはいえ、確固たる実績があるわけでもない。リレーのアンカーを欠く事態が、浮上への足を引っ張っている。