新選手会長・
坂口智隆が満開の花を咲かせた。3月29日の
ロッテとの開幕戦(QVCマ
リン)。六番・中堅として先発出場すると5回の第2打席では右翼線二塁打を放った。敗れはしたが「試合に出られる喜びを感じた。去年1年をムダにしたくない。今年は1年間チームの力になれるように、結果を残せるように頑張りたい」と力を込めた。
一軍の舞台に立てる喜びを感じていた。昨年はシーズン序盤に右肩を脱臼し戦線離脱。一軍定着後、自己最少出場に終わった屈辱のシーズンだった。再起を懸けた沖縄・宮古島春季キャンプからチームリーダーとして先陣を切り、チームを引っ張った。森脇監督も「坂口の存在はチームに素晴らしい影響を与えている。行動、言動、グラウンド内でのプレーすべてがね」と称賛する。右肩は完全に癒えたわけではないが「試合に出るにはまったく問題はない。グラウンドで躍動してくれることを確信している」と、復活を確信していた。守備に関しても糸井の加入、坂口の復活もあり「中堅・坂口、右翼・糸井」という鉄壁の外野陣となった。
毎年、春先は調子が上がらない坂口だが今年は違う。開幕3連戦は五、六番と慣れない打順を任されるも、すべての試合で安打を放ち4打点。4月2日の
楽天戦(Kスタ宮城)からは定位置の一番となり、開幕10試合を終えて12打点はリーグトップ。「打順は何番でも変わらない。試合に出られるならどこでもいい」と喜びを感じている。
「最後までグラウンドに立ち続けることが今年の目標。上(Aクラス)を目指してやっていく」。完全復活を果たしたチームの斬り込み隊長はさらなる高みを目指す。