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松井稼頭央 内野手 #7

大忙しのシーズンインでも存在感は絶大

 

 4 月6日のロッテ戦(Kスタ宮城)。主将のバットがチームを勝利に導いた。2安打2打点。今季初のお立ち台に上がり「やっぱりホームでこれだけのファンの皆さんの前でプレーができる喜びを感じながらやっていますので」と、笑顔を振りまいた松井稼頭央。チームに加入して3年目、キャプテンとしては2年目になる。

 今シーズンは大忙しで幕を開けた。WBC日本代表に選出され、調整は急ピッチ。星野監督が練習後に積極的に特打を行っていた松井を見て「稼頭央は大丈夫かよ。あんなに振って」と苦笑いを浮かべ心配したほど。だがその成果もあり、最終メンバーにも残った。

 米国から帰国して10日後に開幕。オープン戦期間中は時差ぼけに苦しむこともあったが、シーズンに入ってからは影響なくプレーできている。当初は七番、最近は一番での起用も増えている。「状態は悪くないですよ」と手応えを感じている。

 チームも打線が好調だ。「ベンチも雰囲気がいいですし、つながりが当然ある。僕もそれを切らないように、つなげることを意識して」。ジョーンズマギーの新外国人は期待どおり働き、牧田、嶋も打ちまくっている。6日は、五番の牧田に犠打をさせ、続くマギー、松井に託した場面があった。これに星野監督は「ウチはクリーンアップが2つある。稼頭央、嶋とね」と下位打線への信頼感を口にした。

 昨年はチーム内に、そして今年はWBCの日本代表チームに、歓喜のハイタッチポーズ「BURN !」を浸透させた。その存在感は絶大。まだ優勝の味を知らぬチームにとって、今シーズン、この男が担う役割は当然、大きいものになるだろう。

オーロラビジョン

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