2012年の開幕投手を務めた29歳の存在感がシーズン終盤になって増してきた。
高崎健太郎は7月23日に今季初先発を果たすとローテーションの一角としてチームに貢献し続けている。9月24日現在で先発5試合はすべて五回以上を投げて、どんな状況でも最低限の役割を果たした。「いつも中継ぎの方に迷惑をかけてしまっている。イニングをちゃんと投げないといけないと思っている」と冷静な口調で話した。
今季初登板は4月6日の
広島戦(マツダ広島)。ただ慣れ親しんだ先発ではなく救援での登板だった。以降もリリーフとしてチームのために、懸命に腕を振り続けた。ただ4月19日の広島戦(横浜)で2/3回を投げて1失点。この日を最後に約3カ月間、一軍の舞台から離れてしまうことになった。
それでも再び一軍のマウンドに立つためにひたむきに取り組んだ。7月23日の
中日戦(横浜)で6回2失点に封じ、復調への足がかりをつかんだ。8月10日の
ヤクルト戦(横浜)でも6回2失点の好投で待望の今季初勝利を挙げた。「低めにボールを集められたのは大きかった。あとは外角
シュートで左打者から空振りを取れたし、一人ひとり丁寧に投げることができた」と充実感いっぱいの表情だった。
久保、井納、
モスコーソがシーズンを通じて先発陣を支えてきたがこの3人だけではローテーションは回らない。実力十分の右腕がシーズン終盤に加わり、さらに強力な先発陣を構成することができた。9月17日の中日戦(横浜)では7回2失点と力投した。「7回まで投げられたのは良かったが最後まで投げられるようにしないと」とさらなる活躍を誓った。