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山田哲人内野手・話題性たっぷりの22歳

 



 「いったいどれだけアップするのか!?」。インターネットの質問掲示板サイトにそんな書き込みが出るほど、今年の契約更改で世間の注目を集めているのが山田哲人だ。履正社高から2011年ドラフトの外れ外れ1位で入団。昨オフの契約更改では1200万円増で、プロ4年目の今季の推定年棒は2200万円となっている。「5000万はかたい」「4倍の8800万はありえる?」とそのアップ額については、何パーセントではなく、何倍になるのかという規模で話題になっている。確かに、プロ入り初の規定打席に到達した今季、それだけ騒がれてもおかしくない成績だ。

 まずは「200安打達成か!?」とシーズン終盤の話題を集めた安打数。200本には届かなかったものの、リーグ最多の193安打をマークした。日本人右打者のシーズン最多記録を64年ぶりに更新する快挙。143試合の出場で打率.324、29本塁打はともにリーグ3位、チームトップの数字だ。また、打点もチームトップは雄平に譲ったものの、89打点はチーム2位、リーグ4位だった。トップバッターながら長打力やチャンスでの勝負強さも見せ、まさに核弾頭として打線をけん引した。

「アウトになったらという怖さがあって、積極的に走れない自分がいた。走塁の中の盗塁や細かい部分に興味を持って取り組みたい。これからは盗塁王を取りたいくらいの気持ち」。今シーズンを振り返った背番号23は、来季へ向けての決意をそう語った。

 侍ジャパンでは初戦に八番・一塁で先発出場。代表での自身初安打が適時打など、さらなる注目を集める。日米野球も成長の機会ととらえる若武者は、自らが掲げる理想へ向けて、貪欲に歩みを進める。
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