大幅ダウンとなった
小山伸一郎。今季年俸8000万円から減額制限を超える4800万円減となる3200万円でサインした(金額はすべて推定)。小山伸は契約更改交渉後の会見で「ビックリしています。泡吹きそう」と大幅減俸に素直な気持ちを吐露した。
2008年から5年連続で続いた50試合以上登板は13年は45試合に減り、14年は右肩痛の影響で10試合にとどまった。1勝0敗、防御率6.75。「この成績では仕方がない」と厳しい表情で現実を受け止めた。
中継ぎの柱を長年務めてきた小山伸だが、今年はほとんどを二軍で暮らし、その間に若手も台頭。65試合に登板した福山をはじめ、ルーキーの西宮と若い世代がアピールに成功した。青山、片山という中継ぎを支えてきた面々もそれぞれ不調に悩むなど、14年の投手陣は世代交代を印象づける1年になった。
だが、グラウンド外でも存在感の大きさを見せてきた小山伸。まだまだ、このチームには欠かせない男だ。不調の選手を見つけたら声をかけ、食事に誘い、叱咤激励する。
楽天投手陣のリーダー的存在として小山伸が果たす役割は大きい。大久保新監督も小山伸には全幅の信頼を寄せる。最下位からの逆襲を目指す15年も押しも押されもせぬ精神的支柱として期待されている。
ポジション争いは若手や中堅との横一線からのスタートとなるが、もちろん勝ち取ってみせる覚悟だ。
「勢いのある若手がいるが負けるつもりはない。気合を入れて頑張りたいです」
37歳となる15年シーズン。もう一度輝きを放ち、チームの勝利に貢献してみせる。