
中6日でローテーションを回っているのはエース・伊藤だけだ
エース・
伊藤大海は開幕から「火曜日の男」として先発登板を重ねている。今季初登板となった本拠地開幕戦の4月1日の
ソフトバンク戦では、まさかの5回5失点で初黒星を喫したが、それ以降はしっかりと立て直した。同8日
楽天戦(楽天モバイル)では9回2失点で今季初の完投勝利をマークするなど、安定感のある投球を毎週続けている。
中6日で先発ローテーションを回っているのは、
日本ハムでは伊藤だけだ。今季は先発陣が軒並み好調。その上でシーズン序盤は連戦が少なく、余裕のある日程だった。
金村尚真や
加藤貴之、
山崎福也らあまたいるスターターは中7日や8日といった長めの登板間隔や「投げ抹消」を適用しながら先発ローテを組んできたが、伊藤だけは火曜固定だ。
新庄剛志監督も「伊藤くんだけは火曜日ってきっちり決めてやっている。やってもらわないと」と信頼を口にする。しっかりと長いイニングを投げられるタフさ、投球術を兼ね備える真のエースが週頭できっちり投げることで、リリーフ陣の負担も減る。チームが開幕から安定した戦いを続けられたのは、伊藤がいい流れをつくってきたからだ。
伊藤本人も常に完投を目指してマウンドに上がっている。「やっぱりそこは僕自身が目指していきたい姿というか、先発ピッチャーとして目指していきたいところ。少しでもイングを投げて流れをつくれたら」という思いがある。強固な先発ローテ陣の大黒柱。伊藤が元気よくシーズン最後までフル回転できれば、最高の景色もきっと見えてくる。
写真=BBM