
来季のレギュラー奪取へバッティングのさらなる向上を誓う山村
5年目の今季は71試合出場、52安打、4本塁打、打率.246厘と自己最高の成績を残した
山村崇嘉だが満足度はそれほど高くない。開幕は二軍からのスタートで、今季初の一軍昇格は6月3日。「前半戦、もっと試合に出られたらなという思いもありましたし、後半戦の最初のほうにも二軍に落ちてしまった。今思うと試合に出続けている中で無意識に疲れてしまって、自分では気づかない間に抜けている部分があったんだと思います」と悔やんだ。
だが、「一軍でシーズン通して出続ける過酷さ」を身をもって経験できたことは非常に大きかった。「体力面はもちろん、疲れると食事もしっかり取れないことを学んだので、そういうところも意識して来年はもっと良いコンディションで1年間戦えるようにしたい」。
来季狙うのは当然「レギュラー」だ。そのためには打撃向上を自ら課題に掲げる。今秋は「スイングスピードを上げること」がテーマだ。「そこが上がれば、おのずと打球速度も上がる。それにはフィジカルも大事になるので、ウエートもガッツリとやって、今より一回り二回りぐらい筋肉で大きくなることを目標に取り組んでいます」。
今季は主に三塁(スタメン36試合)、二塁(同17試合)での起用だったが、今秋から正左翼手をつかんだ
渡部聖弥が三塁守備に挑戦中で、コンバートの可能性も十分考えられる。逆に山村は現在、外野手守備に取り組んでおり、引き出しを増やしている。
「守備位置はどこでもいいですが、まず打たないと出られない。逆に言えば打てば出られるので、しっかり打撃でアピールしたい」
6年目の飛躍に燃える。
写真=BBM