新たな持ち場で輝いてみせる。10月31日、Koboパーク宮城秋季練習に参加した
釜田佳直投手が、セットアッパーに転向する意思を明らかにした。プロ1年目から先発を任されてきたが、2014年3月に右ヒジのトミー・ジョン手術を受けた。復帰した以降も先発を務めていたが、完投勝利はなし。今季最終登板、CSファイナルでは救援に回っていた。
「先発をやって6年。先発なら完投したいと思うけど、この2年、完投がなかった。(転向が)いいほうに向かえば」と前向きに語った。それでも、「リリーフだからと、オフの過ごし方を変えるつもりはない」ときっぱりと言う。かつて見せた150キロ超の剛球。短いイニングで自身の持ち味を取り戻す。