2017年のドラフト2位右腕がアピールに成功した。2月28日、
ソフトバンクとの練習試合(アイビー)に先発した池田隆英投手は、3回無失点の好投。開幕ローテ入りに一歩前進した。
ルーキーイヤーの昨季、一軍登板はゼロに終わった。それだけに今季に懸ける思いは強い。この日の最速は146キロで、1回一死一塁の場面では岩隈(マリナーズ)から教わった新球・ツーシームで、柳田を遊ゴロ併殺打に打ち取った。「余計なことを考えず、打者を一人ひとり抑えたい。まずはチームから信頼を得たいです」と池田。宿舎では創価大で同期だったソフトバンク・田中とも再会し、刺激を受けたという。今後も無欲の進撃を続けていく。