第53回JABA岡山大会は4月17日から22日まで、倉敷マスカットスタジアムと倉敷市営球場で行われ、パナソニックが13大会ぶり3度目の優勝を決めた。
パナソニックは予選Cブロックを3連勝。伯和ビクトリーズとの2戦目は延長10回タイブレークを制して勢いに乗った。大阪ガスとの準決勝では10対5と打ち勝ち、同地区である都市対抗予選へ弾みをつけると、決勝ではJX-ENEOSとの名門チーム同士の対決となった。
中盤までJX-ENEOSペースだった。6回までに2対0とリードしていたが、パナソニックは7回裏に一挙3点を挙げて逆転する。投げては、3投手のリレーで逃げ切った。最高殊勲選手に輝いたのは正捕手・
足立祐一(神奈川大)。予選リーグで2本塁打を放つ勝負強さを見せれば、今大会5試合を通じて好リードも光った。優勝チームには第41回社会人野球日本選手権(10月26日~11月9日、京セラドーム大阪)への出場権が与えられるが、パナソニックは21大会連続36回目の出場となった。

岡山大会MVPは正捕手・足立。投手陣を巧みにリードし予選リーグでは2本塁打を放ち、13大会ぶりの優勝へと導いた
準優勝のJX-ENEOSは今季から、
大久保秀昭(慶大監督)に代わり和嶋利博新監督(法大)が率い・・・
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