7季ぶりに一部復帰の東洋大へ名将が認める安打製造機が加入

新1年生とは思えない風格。これも高校時代に1年夏から甲子園を経験しているキャリアが大きい。将来TOYOを背負う選手になるだろう/写真=矢野寿明
昨夏の侍ジャパンU-18代表で欠かせない存在だった
津田翔希(浦和学院高)が、7季ぶりに東都一部に復帰した東洋大に入学する。
すでに2月4日から練習に参加しており、9日から15日まで千葉県鴨川市で行われた春季キャンプにも帯同した。1月末にインフルエンザにかかり、1週間ほど練習を休んだ状態で合流した。そのため「キャンプではついていくのが精いっぱいだった」と苦笑いするが、就任45年目を迎えた東洋大の名将・高橋昭雄監督は「打席で落ち着いている。ロングヒッターではないけど、安打製造機タイプ」と期待し、開幕スタメン候補に名前を挙げている。
津田は「まずは今春のリーグ戦で試合に出ることが目標です。チームを勝たせる選手になりたい。東洋大に入学した以上、日本一になりたいという気持ちが強いです」と落ち着いた表情で、静かに語った。
浦和学院高では1年夏に「九番・二塁」で甲子園を経験し、3年のセンバツでは「三番・遊撃」として4強に進出。3年夏の甲子園出場は逃すも、侍ジャパンU-18に招集されると、U-18W杯では11安打で8打点。米国との決勝でも適時打を放ち、二塁手としても安定した守備力を発揮し、準優勝に貢献した。
本職は遊撃手も今春は二塁かDHで起用か
昨夏、埼玉大会の準決勝で敗れた時点で浦和学院高・森士監督と話し合い、「浦和学院の先輩も多く、レベルの高いところでやりたい」と東洋大への進学を決めた・・・
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