リーグ史上32人目の偉業

100安打まで2本で迎えた10月10日の東大3回戦で、2本の二塁打を含む3安打で大台に乗せた/写真=川口洋邦
チームのために安打を積み重ね、リーグの歴史に名を刻んだ。
10月10日の東大3回戦。立大の
佐藤拓也(4年・浦和学院高)は6回の第3打席で、東大の三木豪(4年・多摩高)から左翼フェンスを直撃する二塁打を打った。この1本がリーグ戦通算100安打。佐藤は二塁ベース上で少しだけ笑顔を見せた。
「100安打は大学に入学したときからずっと目標にしてきた数字なので、達成できてうれしかった」
東京六大学リーグでの通算100安打到達は2015年秋の立大・
大城滉二(通算112安打。現
オリックス)以来で、リーグ史上32人目だ。
「自分はまだまだ大した選手ではないけど、名前だけでも先輩たちと並べたのは自信になる。今後の野球人生に生かして、100安打に恥じない選手になれるよう努力したい」
通算87安打でラストシーズンに入ると、東大2回戦までの7試合で11安打。大台まで残り2本として、この日を迎えた。・・・
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