
宮崎梅田学園[右]は日本選手権を通じて初出場のシティライト岡山[左]との初陣対決で、3対4と惜敗している/写真=矢野寿明
1回戦屈指の注目カード初出場2チームの意地と誇り
初出場同士の対決となった都市対抗野球の1回戦。宮崎梅田学園(宮崎市)はシティライト岡山(岡山市)と一進一退の攻防を繰り広げたものの、3対4で惜しくも敗れ、全国大会初勝利はならなかった。
宮崎梅田学園は06年にクラブチームとして発足し、09年に企業チーム登録。選手は自動車教習所の指導員を務めており、普段の練習時間は4時間ほど。他チームがキャンプで汗を流している2月と3月は学生の春休みで繁忙期のため全体練習はできず、就業後、夜10時から自主練習でバットを振ってきた。専用グラウンドもなく、恵まれた環境とは言えないなか昨年の日本選手権に初出場。今年は宮崎県勢として初の都市対抗出場を決めた。13年目の主砲・堤喜昭(佐賀学園高)は言う。
「入社当時は
コールド負けばかりで、都市対抗の舞台なんてイメージできなかったので、すごいことをやってのけたなと思います」
全国舞台へ押し上げた要因は・・・
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