戦力均衡が、ペナントレースを盛り上げる策の一つであることは間違いない。一方的な戦力の偏りがなくなれば、一進一退のドラマが創出されるだろうし、シーズン終盤の消化試合も減る。ここ最近めっきりと減った“名勝負”が新たに生まれるきっかけにもなるだろう。
戦力均衡化を図るための方策としては、まず挙げられるのがドラフト制の再整備だ。12球団が随意に意中の選手を1位指名し、競合の場合は抽選で独占交渉権を得ることができるという現行の変則的なルールは、本来のドラフトの精神からはかけ離れている。変質したルールを、フリーエージェント(FA)などの各制度を絡めながら包括的に見直すことが必要となってくる。
メジャー・リーグ機構(MLB)やナショナル・フットボール・リーグ(NFL)などプロスポーツ界の新人選手獲得時に採用しているのが「完全ウエーバー制」。同制度は、選手契約の高騰を抑える効果とともに・・・
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