今春の京滋大学リーグは勝ち点3の2位。佛教大が完全優勝を遂げ、目標にしていた全日本大学選手権の出場を逃した。進路がかかる秋はチームをリーグ制覇へと導き、ドラフトへとつなげていきたい。 取材・文・写真=沢井史 
遠投115メートル。50メートル走6秒1のポテンシャルから、キレのある真っすぐを投げる
体調不良が影響
やや細身な体から、鋭く振り抜いた右腕から140キロ台後半の速球を連発する。5月14日のびわこ成蹊スポーツ大1回戦では、11球団のNPBスカウトが視察。5回まで4安打無失点と好投するも、6回に3四死球が絡んで2失点で降板した。右手人差し指に血豆ができた影響もあったとはいえ、9奪三振とゲームをつくり、今春3勝目を挙げた。今春のリーグ戦は4勝。2位で終えたシーズンを振り返ってもらうと、
藤原聡大の表情が曇る。
「自分としては、春のリーグ戦は5勝0敗で終えるという目標を立てていました。大事な開幕戦を落としてしまったことと、そこから2試合くらい内容も良くなかったですし、チームを勝たせられるピッチングがこの春はできませんでした」
2月末までのキャンプでは万全の準備ができていたものの、3月半ばに胃腸炎と副鼻腔炎を患い、戦列から離れたことがリーグ戦前半に大きく影響したという。
「40度の高熱が出て、数日間、寝込んだ時期もありました。4月になって少しずつ練習を始めて、何とか開幕戦(明治国際医療大戦)には間に合わせましたが(7回2/3を3失点)、まったくダメでした」
それでも同試合では148キロをマークするなど、病み上がりを感じさせない球筋も見せた。1年秋のリーグ戦で150キロを計測し、早くから注目された存在だ。
チームを勝たせる投手に
水口高では1年秋から遊撃手のレギュラー。野手としての経歴も長く・・・
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