今シーズンは各球団で若手選手の台頭が目立つが、その一方でベテラン選手たちの奮闘ぶりも見逃せない。今年で43歳になるロッテの井口資仁は今季限りの現役引退を表明したが、1歳下の楽天の松井稼頭央は6月13日のヤクルト戦では猛打賞を達成。阪神の福留孝介も打率.251でセ・リーグ26位だが、40歳で規定打席に届けば2015年の松井稼以来、2年ぶりのことである。今号は若い選手に負けじとハッスルするベテラン選手たちにスポットを当ててみたい。(記録は6月27日現在) 
若い選手が多い中でベテランらしい存在感を発揮する松井稼。楽天の優勝にはまだまだこの男の力は必要だ
3年ぶりの遊撃守備にも松井稼頭央の存在感
若手に交じってハッスルするベテランの1人が楽天の松井稼頭央である。登録上は外野手だが、
西武時代はプロ野球を代表する遊撃手であった。1997年から03年にかけては遊撃手でベストナイン、ゴールデン・グラブも4度獲得している。
2004年からはメジャー・リーグに挑戦し、11年に帰国後は楽天で遊撃手としてプレーしていたが、14年シーズン終盤からは外野手に定着。昨年は56試合の出場で守備に就いたのは33試合であったが、すべて外野手としてであった。
今シーズンは4月1日の
オリックス戦で初出場したが、2度目のスタメンは4月22日の
ソフトバンク戦と出番は限られている。しかし、この試合では第1号アーチを放ち、6月13日のヤクルト戦では三塁打を含む3安打の活躍。同日現在の打率は.333とまだまだ健在と言わんばかりに存在感を示している。
6月26日のオリックス戦では9回裏に代打で出場してタイムリーを放って延長に入ると10回表から遊撃の守備に入ったが、松井稼が遊撃を守るのは14年8月以来3年ぶりのことであった。楽天の遊撃には昨年入団の
茂木栄五郎が定着しているので松井稼の出番はなかったのである。茂木が右ヒジ痛で欠場しているので松井稼の出番となったが・・・
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