
平石監督とコーチ陣のバランスもいいと思います。明るいベンチが、今の1位を象徴しているのではないでしょうか/写真=井沢雄一郎
貯金「6」で交流戦に入りました。チームの流れは極めていいと思います。
楽天が交流戦突入前にパ・リーグ首位となりました。交流戦初戦では
巨人に逆転負けを喫しましたが、そこまでは今年の勝ちパターンだったと思います。
ここまで素晴らしい戦い方ができている要因は、
石井一久GMと現場とデータ室のバランスがうまく取れているからではないかと思います。まず、GMが現場に一切のことを任せて、責任は自分が取るというようなスタンスでやっていることが大きいのではないか、と。現場のことを一番分かっているのは現場だと理解しているのだろうと思います。
そして現場は、特に
平石洋介監督ですが、彼がコーチ陣の言うこともしっかり受け止めているのかな、と。彼には選手としての実績がありません。それが逆にいい方向に向いているのだと思います。つまり、実績を残していないからこそ、エラーなど失敗した選手の気持ちが分かるし、ヒット1本を打つ苦しさも知っている。そういう部分で年齢も若いですし、選手に寄り添えるのかな、と。
一方で、彼を・・・
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