
どんなボールでも球種でもスタンドインさせそうな打撃フォームの村上。本当にすごい打者になったなあ、と思います。ぜひ50本塁打を記録してほしいですね[写真=大泉謙也]
風格が漂っている、というのはこの男たちのことを言っていると思いますね。まず首位を走る
ヤクルトの四番・村上(
村上宗隆)のことです。打席に立つと、三振をする、凡打をするという雰囲気がありません。ホームランを打ってしまうんじゃないか、という雰囲気しかない。
現在29本塁打ですか(7月10日現在)。2019年に一軍に定着したときには、めちゃくちゃ三振していましたが、いまや本当にどっしりとした四番打者らしい四番打者になりました。50本塁打も夢じゃないですよ。残りが60試合を切ったところまで来て、あと20本程度必要ですが、難なくクリアしそうですよ。
日本人で50本塁打以上を放った選手は2002年の
松井秀喜(当時
巨人)以来とか。それだけすごい数字、達成するのが難しい。さんぺいこと
西武の中村(
中村剛也)もめちゃくちゃホームランを打った記憶がありますが、48本塁打が2回、46本塁打が1回。これ自体もすごいのですが、50本は超えなかったのです。私みたいな打者からしたら途方もない数字です。しかし今の村上なら打ってくれると信じています。
そしてもう一人が西武の山川(
山川穂高)です。現在27本塁打。村上より2本少ないですが、私はその可能性は十分だと思います。彼と村上との共通点は・・・
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