
発足式典で鏡割り
プロ野球の歴史の中から、日付にこだわって「その日に何があったのか」紹介していく。今回は1月16日だ。
2002年1月16日、国鉄、サンケイ、
ヤクルトOBによる「スワローズOB会」が発足し、都内で記念式典が行われた。
球団の歴史は1950年国鉄スワローズから始まるが、その後、サンケイに経営権を譲渡し、サンケイスワローズ、サンケイアトムズ。さらに69年からはヤクルトに球団経営が受け継がれ、アトムズ、ヤクルトアトムズ、ヤクルトスワローズとなった。
02年で53年目を迎えたスワローズ。当時のOBは585人(物故者、外国人含む)だが、歴代各チームを統括するOB会はなく、関係者の悲願となっていた。このときは01年に優勝、日本一となったことが追い風となり、一気に実現にこぎつけた。
初代スワローズOB会会長に就任した田口周・前ヤクルト球団社長は「OBが一体となって現役をバックアップしていきたい」と抱負を語った。
写真=BBM