
これは第1打席の三振。世界新記録達成シーンだ(?)
プロ野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は5月7日だ。
横浜、
中日、
楽天で(まずまずの)活躍を残した助っ人投手
ドミンゴ・グスマン。横浜時代の2003年は8勝12敗ながら3完投2完封。チームが低迷期であったことを考えれば、辛うじて合格点と言えるかもしれない。
しかし、同年のドミンゴのバッティングはひどかった……。
5月7日の
広島戦(横浜)は本業のピッチングでも8回途中7失点と散々だったが、打席では3打席連続三振。これで実に17打数(17打席)連続三振。メジャーは14打数が最長だったから、大きく更新する新記録となった。
「セーフティーバントとかトライしているんだが、当たらないんだから仕方がない」とドミンゴ。記録はその後、18となった。
ドミンゴは同年53打数5安打39三振、打率.094、日本通算では138打数18安打87三振、打率.130だった。
写真=BBM