注目はソフトバンク対決。津森(左)と海野(右)は1回戦でぶつかる
11月15日から始まる、明治神宮大会の出場校がすべてでそろった。明治神宮大会の出場校は、高校の部10校、大学の部11校。各都道府県大会や地区大会を勝ち抜いてきたチームで、秋の日本一を争う。
高校は秋からの新チームで戦うため、1、2年生が出場するが、大学は1〜4年生が出場し、4年生にとっては大学最後の公式戦となる。もちろん、10月17日のプロ野球ドラフト会議で指名された選手たちも出場。中には“未来のチームメート対決”となりそうなものもある。ドラフト指名された出場予定選手と、注目カードを紹介しよう。
関西5連盟第二代表の大商大には、
中日2位の
橋本侑樹投手と
ヤクルト4位の
大西広樹投手、
阪神育成1位の
小野寺暖外野手がいる。初戦は東海大札幌キャンパスとぶつかるが、勝てば2回戦で慶大とぶつかる。慶大には橋本とチームメートになる中日4位の
郡司裕也捕手、
楽天3位の
津留崎大成投手、ソフトバンク5位の
柳町達内野手、
ロッテ育成2位の
植田将太捕手がいる。
最注目は、関東5連盟第二代表の東海大と、東北3連盟代表の東北福祉大のカードだろう。ソフトバンクの2位、3位がぶつかる。
海野隆司捕手と
津森宥紀投手は、昨年の大学日本代表でもバッテリーを組んだ。お互いをよく知るバッテリーの対決は見逃せない。楽天5位の
福森耀真投手を擁する九産大も出場する。
入団会見や、新人合同自主トレはまだ先。贔屓のチームの大卒ルーキーが気になるファンの方は、ぜひ明治神宮大会に足を運んでほしい。
文=依田真衣子